あなたの体の専門家 渡嘉敷大雅のブログ

真の美容・健康は正しい知識から生まれる

神経の圧迫による症状を考える

前回まで、3回にわたり

ヘルニアに代表されるような

神経が圧迫を受けて痛みが出ると言われていることの

矛盾を考えていきました

 

今回は、逆説的に

本当に圧迫で出る症状はどうなるのか

ということについて考えていきます

 

 

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実は、この件はシリーズのその③でも触れていますが

圧迫で出る症状は、麻痺や筋力低下(力が入らない)といった症状だと思います

 

神経線維は刺激を伝えるという役目なので

圧迫で不具合が出るとすればその刺激が伝わらない(消失または減弱する)ということです

 

運動神経でみると

脳からの筋収縮の指令が分断(または減少)され、麻痺や筋力低下(力が入らない状態)を訴え、

 

感覚神経であれば、感じなくなる

 

と考えるのが普通ではないでしょうか?

 

教科書的にも、脳や脊髄など、中枢の異常であれば

症状は増大傾向に

末梢神経の異常であれば減弱傾向に出ると書かれます

 

 

この一週間ほど、専門学校の教科書を

掘り起こしています

(引っ越しの時に捨てないでよかったw)

 

 

であれば、椎間板ヘルニアなどの圧迫であれば

痛みは実際よりも軽くなるか消失し

筋力低下や麻痺が見られるのが

正しい症状ではないかと思います

 

 

なので、腰から脚にかけての痛みや痺れなどの症状が出た際は

 

ヘルニアや狭窄などは、関係ありません!

 

坐骨神経痛の原因は、梨状筋や臀部の固さではありません!

 

これを頭に入れて、アプローチを考えるのが

正しい向き合い方だと思います

 

 

これを、頭では理解していても

どうしても症状が取れないとヘルニアだの固さだのを考えたくなりますが

その思考から抜け出せないようでは

何十年も成長はないですよ!!

 

 

日々色んな方の体に向き合っていますが

この方は手術をする必要なんてなかったんじゃないかと思うことがあります

 

構造の問題と痛みは無関係です

これを言い切れて、痛みを取ってあげられたら

その人は手術をしなくて済むかもしれません

 

 

自分にも言い聞かせる、、、