あなたの体の専門家 渡嘉敷大雅のブログ

真の美容・健康は正しい知識から生まれる

その理論は本当に正しいですか?

 

治療やトレーニングに関する発信で

"原因は幹部にないので全身を見ましょう"

"偏りが出るといけないので全身鍛えましょう"

というのが当たり前に言われていますが

 

言ってるあなたは

ほんとうに全身を見ることができているのでしょうか。

マクロで見るという意味を理解できているのでしょうか。

 

 

階段を登るのが辛い(痛みがあるわけではない)

というお年寄りに

足腰を鍛えましょうとスクワットをさせる。

それも、一辺倒にみんなバックスクワット。

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競技スポーツをやっている選手に、

適切な評価やゴール設定もなしに

脚の太さや骨盤や背骨の傾きに左右差があるからと

左右差を補う施術・トレーニングをする。

 

肩こりや腰痛の治療で骨盤や足部にアプローチする。

 

上記のことは現場でよく見る光景だと思いますが

本当にその理論は筋が通ってますか?

 

 

その筋肉が"働いていない"という表現と、

その筋肉が"ない"という表現では全く意味が違います

 

腹筋と背筋のバランスがいい状態というのは

どういう定義ですか?

 

患部に原因を探すのと、

骨盤や足首だけにアプローチするのは

同じことじゃないですか?

 

ボクシング選手は背中が丸まって肩が内に巻いてきます

それが肩こりや腰痛の原因とするなら

ボクシング選手はみんな肩こりや腰痛を抱えて

リングに上がっているのですか?

 

右投げ右打ちで野球をやっていれば

体の使い方は誰でも偏りが出ます

それを根本から解決しようとすれば

野球をやめるしかないです。

 

立ち上がり動作で辛い原因は

本当に下半身の筋力不足でしょうか

上半身の動きを変えるだけで改善はできないですか?

 

ツッコミを入れようと思うとキリがないです。

 

体の様々な症状に対するアプローチというのは

不正解はあれど、唯一無二の正解は

今現在ないと思います。

 

あれでも変化が出る、これでも変化が出る、

ということは言われている理屈は真理ではないのです。

 

 

体に対してだけでなく

歴史や様々な学問にも言えることだと思いますが

人間は何も解明はできていないのです。

 

明日になれば常識が覆る可能性がいくらでもある

という状況の中で、仮説を立てて考えるしかできません。

ましてや、体の中で起きている反応を

覗いているわけでもないし

目の前でメスを入れて確認しているわけでもないのに

癒着が起きているなんて断言できる人って

めちゃくちゃすごいです。

 

 

 

正しい情報が浸透するようになってほしいと願っています。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます^_^

 


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