あなたの体の専門家 渡嘉敷大雅のブログ

真の美容・健康は正しい知識から生まれる

神経痛の矛盾 その③

前回までで、痛みや痺れは

神経線維の圧迫によって起こるという理論を

論理的に否定していきました

 

その①

http://tiger-dragon513.hatenablog.com/entry/2019/01/15/%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%97%9B%E3%81%AE%E7%9F%9B%E7%9B%BE_%E3%81%9D%E3%81%AE%E2%91%A0

 

その②

http://tiger-dragon513.hatenablog.com/entry/2019/01/17/%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%97%9B%E3%81%AE%E7%9F%9B%E7%9B%BE_%E3%81%9D%E3%81%AE%E2%91%A1

 

今回は、原因が患部にない、圧迫じゃないなら

どこにあるの?ということについて考えていきます

 

 

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痛みというのは、どこから来ているではなく

脳内で処理されています

 

組織に損傷などの刺激が入ると、

痛覚や触覚や温覚や圧覚などの受容器が感知した情報が

神経線維を経て脳へ到達します

この時、神経線維になんらかの不具合があると

その刺激は脳まで正常に届きません

神経が圧迫されている場合は感覚の鈍麻が起きるのです

つまり、痛みを感知できているという時点で

神経線維に圧迫の影響はありません

 

運動神経も同じように、

圧迫された時は運動麻痺や筋力低下が起きます

痛みはないけど、なぜか力が入らないといった

症状を訴える方もいますよね

それなら太い運動神経が圧迫されやすいという条件も満たしているので

ヘルニアによる影響は考えられますよね

 

明らかに弱い刺激でも敏感な反応を見せる

など、刺激が増幅する場合は中枢である脳の問題です

患部表面には問題がなさそうで、画像で見ると神経に圧迫が見られる

これは中枢である脳の問題だと考えるのが妥当です

 

 

痛みのみならず、全ての情報(刺激)は

受容器から神経線維を経て脳へ到達します

 

鍼も指圧もストレッチも内臓アプローチも筋トレもテーピングも

その患部に作用するのではなく、脳に到達し

フィードバックとして反応があります

 

あなたが筋肉や腱や骨にアプローチしているつもりでも

それは漏れなく脳にもアプローチしています

 

これは、1つの説や流派などではなく普遍的な事実です

信じる信じないではなく、考慮すべき対象であり除外する対象ではありません

 

だからといって、効果的なアプローチ法を

教えてくれと言われても、それはわかりません

 

その原因は別の部分にあったり、生活環境や

人間関係、職場環境が原因であろう方もいます

つまり、わからないのです😂😂

 

しかし、これまで書いてきたように

圧迫は痛みの原因でない

ということだけは断言できます