あなたの体の専門家 渡嘉敷大雅のブログ

真の美容・健康は正しい知識から生まれる

ストレッチはどんな人に適しているのか(考察)

あなたの「もっと頑張りたい」を後押しする

関節の痛みの改善専門のパーソナルトレーナー


渡嘉敷大雅のブログ

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こんにちは!

 


渡嘉敷大雅です

 

 

 

今回の記事は過去記事の続きです

 

 

 

運動後に回復を促すためにやる

というイメージが強いストレッチですが

実際には、皆さんがイメージするような

回復力が高まるような変化は起きない

というのがストレッチ店で働いていた私の見解です

 

 

 

ストレッチが有効なケース

 

ストレッチは、伸長の刺激です

縮んでしまっている筋肉であれば

ストレッチをすることで変化が見込めるでしょう

 

例えば、何かしらの作業をしているときは大抵

腕を前に出して肘が曲がっている状態が

長く続くことが多いです

そんなときは、胸部や腹部、肘を曲げる上腕二頭筋

などのストレッチはおすすめです

 

 

さらに、ストレッチでは

伸ばされている部分を強く感じることができます

苦手な動きやうまく使えていない部分がある場合は

そこにストレッチをかけることで

意識しやすくさせることも可能ですね

太腿の裏側やお尻の筋肉、胸の筋肉などは

比較的簡単にできるでしょう

 

 

ただし、場合によっては収縮力が落ちるようなこともあります

ケースバイケースなので、やってみないとわからないですね

 

 

 

 

「可動域は広い方がいい」は間違い

 

ストレッチで可動域を広げてパフォーマンスアップ!

という宣伝もよくされていますね

これも、注意が必要です

 

可動域が狭くなってしまっている関節であれば

ストレッチで元の可動域に戻すぐらいは期待できますが

本来の可動域にある関節を

強度の高いストレッチで無理矢理広げていくのは

あまりお勧めできません

 

その場では可動域は広がりますが

続ければ続けるほど、反動で筋肉の抵抗は増していき

かえって固くなることが多いです

 

そもそも、静的な可動域と動的な可動域は別物ですし

可動域が狭いのは

狭いほうが都合がいい理由があるからではないか

とも考えています

 

関節が柔らかいほど、可動域が広いほど

健康的でけがをしないということはありません

バレエダンサーや体操・新体操の選手は

むしろ関節周囲のケガは多いです

 

野球選手でも、大谷翔平選手や菊池雄星選手は

肩周辺が柔らかい代表格ですが

御二方とも上肢の怪我を経験しています

 

怪我のリスクは可動域の問題だけではなさそうですね

 

 

いずれにせよ、可動域を広げる方法は

ストレッチ以外にもたくさんあります

 

 

 

 

 

まとめると、

  1. 縮んでいる部分を伸ばすのは効果的
  2. レーニング前に、主なターゲットの筋肉にストレッチをすることでそこを使いやすくすることができる
  3. 可動域を広げるのにベストな方法は、ストレッチだけではない
  4. そもそも、ストレッチなどで静的な可動域を広げることが良いこととは限らない

 

 

ということになります

 

ぜひ参考にしてみてください!

それでは!

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます

 


私は、関節の痛みを改善し

運動したい、スポーツをしたい、試合に出たいを叶える

パーソナルトレーナーです

 

膝が痛い、伸びきらない、曲げられない

肩が痛い、上がらないなどのお悩みに対して

解決方法はたくさんあります

 


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