あなたの体の専門家 渡嘉敷大雅のブログ

真の美容・健康は正しい知識から生まれる

物理療法(電気や超音波)は本当に効果があるのか

整形外科に勤め、フリーランスとして

出張での施術やパーソナルトレーニングを通して

痛みの改善や頑張る人をサポートする

渡嘉敷大雅のブログ

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こんにちは!

 

渡嘉敷大雅です

 

 

今回のタイトルも、

いかにも批判的な文を書きそうなタイトルですが

安心してください、結論から言うと

効果はあります

 

 

 

ただ、これを読んでくれている患者さんや

同業者の方にも少しだけ問題提起をしながら

なぜ僕が患者様やお客様へのアプローチを

運動や栄養を中心にしているのか

その理由をお伝えし、必要性を感じていただきたいのです

 

それでは、3分ほどで読み終わると思うので

読んでみてください

 

 

 

 

 

 

整形外科や整骨院には

電気や超音波の治療機器が置いていますね

 

それだけでなく、温めたり冷やしたり

患部の除圧のために牽引する機械をつかったり

それらも含めて物理療法と言いますが

患者さんによっては、リハビリや治療の内容が

そういった物理療法のみという方も少なくないです

 

それほど、物理療法というのは

数ある治療方法の1つとして浸透していますが

例えばそれで変化が出たからといって

それだけで十分な治療になるとは僕は思わないのです

 

 

 

そういった物理療法によって、

症状の何かしらの変化が現れることは昔から報告されてはいるものの

どういうメカニズムで変化が出ているのかは

明確になっていません

 

 

また、症状や対象の患部、性別や年齢、体格などによって

治療機器の設定は細かく変わるべきだと思いますが

ほとんど同じ設定でいろんな患者様が治療を受けていますし

設定したところで、患者様自身に操作を委ねていたり

姿勢を完全に固定することはできなかったり

こちらのコントロール下にあっても

その方にとって最適な刺激を毎回正確に入れることは

ほぼ不可能です

 

さらに、現代は家電製品や通信機器に囲まれ

日常生活を送っているだけでも様々な電波を浴びています

 

治療機器による刺激よりも

日常生活での被曝量の方が圧倒的に多いはずです

 

 

 

 

そして、最も重要なことは

痛みは患部のみを見ていたはダメだということです

 

 

 

我々は普段、様々な刺激を環境から受けて生活しています

環境とは、体内も体外もどちらもです

 

何かしらの刺激を入れたことによって

現れた変化は、単一の要因ではなく

様々な要因が重なり合って引き起こしていると考えるのが妥当です

 

 

その中で少しでも個人のコントロール下にあるのが

栄養と運動や手技による介入で、

さらにその中でも運動でアプローチしたほうが

その方に与える影響が大きくなるからです

(その根拠については長くなるので割愛します)

 

なので僕はそれらの中から

患者様やお客様に必要な部分をお伝えしているのです

 

 

しかし、全身にしろ、患部だけにしろ

そもそも運動が思い通りにできない方もいるので

物理療法や投薬等も必要なケースもあると思います

 

全てはケースバイケースです

 

 

電気や超音波は意味がないからやめろ

と言いたいのではなく

体を動かせるのに、

物理療法だけで治療としてしまっている方が

多いと感じるのでこうやって発信しているのです

 

少しでも多くの方のもとに届き

興味を持っていただければ幸いです!

 

それでは!

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