あなたの体の専門家 渡嘉敷大雅のブログ

真の美容・健康は正しい知識から生まれる

【骨格の歪み】直すor放っておくどっちがいいの?

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トレーナーでも、治療家でもない

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渡嘉敷 大雅のブログ

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こんにちは!


渡嘉敷大雅です

 

 

 

今回のテーマは骨格の歪みです!

 

骨格の歪みについて、あなたは

様々な不調の原因になるから悪いもの

というイメージをお持ちでしょうか?

 

最近では、僕の同業者の間でも

そもそも身体は左右非対称である

だから左右対象にしようとするほうが

かえって身体にはマイナスである

 

という発信をしている方も見かけます

 

こうも正反対の主張があると

どっちが正しいのか迷ってしまう方も多いと思います

 

そこで今回は、この論争に終止符を打つべく

僕の見解をお伝えしたいと思いますので

是非最後までご覧ください

 

 

この記事の内容は、動画でもご覧になれますが

動画とテキストで若干異なる内容もございます

 

動画でご覧になる方はこちら↓

(約10分の動画です)

 

 

 

 

今回のテーマでは、

パターン分けをして考えていくのがベストです

 

僕は大きく4つのケースにわけて考えます

 

背骨や骨盤や肩の高さ、筋肉の太さなどの

①見た目上の不均衡 と

 

スポーツや筋トレなどの運動中に感じる

可動域や筋力など、

②機能的な左右差 の2つ

 

そしてこの2つに対して、痛みや不調を

感じているか否かの2パターンを掛け合わせると

 

  1. 不調があって見た目の不均衡がある
  2. 不調はないが見た目の不均衡がある
  3. 不調があって機能の左右差がある
  4. 不調はないが機能の左右差がある

 

の4つにわけることができます

 

 

 

①と③

不調があって、見た目の不均衡や機能的な左右差がある

 

いきなりまとめてしまいましたが、決して

書くのがめんどくさくなったのではありません

 

不調があるのであれば、その治療を受けるのは

当然のことです

 

問題なのはここからです

治療院や整体に行く人は大抵、そこで

骨格の歪みや左右差を指摘されると思います

しかし、その歪みや左右差だけが原因で

その不調が起きているということは

絶対にありませんし、それを治さないと身体もよくならないというものでもありません

 

その骨格の歪みを指摘されたことで、

自分の身体に対してマイナスの

イメージを持ってしまうことが

慢性痛の引き金になり得るので、

僕は否定しておきたいのです

 

え?

歪みを整えて治った人もいるですって?

 

たしかに、治る人もいるでしょう

しかし、歪みを整える施術をして治った

からといって、症状の原因が歪みだった

とはならないのです

 

 

②不調はないが、見た目の不均衡がある

この手の方は、セラピストなど第三者から

骨格の歪みについて指摘された

というケースが多いです

 

僕もよく、この手の相談をされます

脚の長さが違う、骨盤が歪んでる

って言われるんですけど、、、

僕:どこかに痛みがあったりしますか?

いや、それはないです

僕:それなら気にしなくていいですよ

 

大体いつもこんな感じです

 

腰痛も肩こりも、

骨盤の歪みによって起こるものではない

ということは、ちゃんと勉強している人なら

わかるはずです

 

なので、その手の話をされたら

セールストークか勉強不足だと思ってください

 

 

ただ、誰が見てもわかるぐらい

骨格に歪みや左右差があって、

それがどうしても気になって直したい!

というお悩みがあれば、その不均衡を

整えるアプローチをすることは可能です

 

ただ、あなたのその姿勢や骨格であるのには

普段の身体の使い方や習慣が深く関わっています

 

それを変えない限り、いくら施術を受けても

それを定着させることは難しいでしょう

施術を受けるだけではなく、

レーニングも一緒に行うことをお勧めします

(※EMSでインナーを鍛えても、動きや姿勢は変わりません)

 

 

 

④不調はないが、機能的な左右差がある

これは、スポーツや筋トレなど

運動中に感じる方が多いと思います

 

筋トレの場合は、

放っておくメリットも特にないので

レーニング動作は左右一緒に

動かせるように意識した方がいいです

 

 

一方、スポーツの場合は少し違います

スポーツをやっていると、どうしても

身体の機能的な偏りは出てきます

 

しかしそれが、エラーなのか適応の結果なのか

その瞬間を切り取って客観的に判断することは

残念ながら、推測にしかなりません

 

動きを見て、

改善する要素があればアプローチする

これはトレーナーの判断力にかかってきます

 

強いて言うなら、伸び悩んでいる段階であれば

やってみる価値はあるかもしれない

といったところでしょうか

いずれにせよ、慎重な判断が必要なので

トレーナーだけでなくコーチにも、

解剖学や運動学や物理の専門知識は必要なのです

 

 

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「乳糖不耐症で下痢になる」の矛盾

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こんにちは!


渡嘉敷大雅です

 

 

今回のテーマの乳糖不耐症ですが、

ホエイプロテインを飲んでいる方は

聞いたことがあるのではないでしょうか

 

僕も実際に、プロテインを飲んでいて

思い当たる節があったので

乳製品を絶ってみて確かめてみたところ

改善したという経験があります

 

しかし、もっとちゃんと知ろうと思い

調べていたところおかしな点がいくつかあることに気づきました

 

 

 

以下、Wikipediaより引用

乳糖不耐とは、乳糖(ラクトース)を

体内で適切に消化(分解)できない結果、消化器に生じる諸症状。多くの場合、

消化不良や下痢などの症状を呈する。

 

通常、炭水化物とされるものの中で

ヒトが分解できるものを糖、できないものを

食物繊維とする

というルールがあるのですが

このルールに則ると乳糖も食物繊維として

腸内環境を改善するという働きがあっても

いいのではないかと感じたのです

 

他にもこの乳糖不耐症について調べていると、

一般的に認知されている内容に矛盾がある

ということがわかったので、今回はそれを

皆さんにもお伝えしたいと思います

 

 

 

 

乳糖(ラクトース)を分解するには

ラクターゼという消化酵素が必要です

これは、小腸内に存在している物質で

生まれたばかりのころはみんな持っていますが

離乳をきっかけにこのラクターゼの数は

少なくなり、成人ではほぼ失われるように

遺伝情報として記録されています

 

これは、ヒトだけでなくほぼ全ての

哺乳動物に見られる特徴ですので、

乳糖不耐症は特別な病気などではありません

 

 

 

日本人やアジア人は、世界的に比べると

乳糖不耐症の割合が多いと言われています

 

なぜ人種や地域によってラクターゼの活性に

差が見られるかと言うと、食文化や食習慣の

違いが影響していると考えられます

 

 

ヒト以外の哺乳動物では、成熟した個体が

継続的に乳糖を摂取することはありませんが

ヒトの場合は牛乳やヨーグルトやチーズなど

によって乳糖を摂取します

 

離乳しても、多くの乳糖を継続的に摂取する

文化や慣習に身体が適応した結果が、

人種や地域による差を生んだのではないか

とも考えられます

 

ということは、日本人でも幼少期から乳製品を

摂り続けていれば、適応できそうです

 

 

ここで面白いのが、諸外国の方の小腸には

ラクターゼがとても多いのかというと

そうでもないんです

この差というのはあくまでも、乳糖不耐症

症状が出る人の差というだけで、

乳糖を分解する酵素の量の差ではないのです

 

ということは、牛乳そのものの性質の影響も

ありそうです

 

乳を絞る家畜の飼料や生育環境

絞った乳の加工や処理方法など、

一口に牛乳と言っても国や人種が違えば

好みや法律や価値観も違います

 

例えば、僕が真っ先にあげられるのは

殺菌処理の方法です

絞った乳が市場に出回って私たちのもとに

届くためには、衛生管理のための殺菌処理が

施されています

その方法は、加熱による殺菌処理なのですが

日本で定められている加熱殺菌処理方法にも

いくつか種類があります

 

簡単にまとめると、

低温で長時間(30分以上)かけるのか

高温で短時間で済ませるのか、

超高温で一瞬(2秒以上)で終わらせるのか

という具合です

 

スーパーにある牛乳のほとんどが

超高温で殺菌された牛乳です

 

超高温でしか死なない微生物もおり、

衛生管理上の理由もあるそうですが

手間とコストを抑えるという理由も

処理方法を決める大きな要因になります

 

実際に、超高温処理された商品の方が

価格は安く出回っています

 

法律上では、同じ「殺菌」で栄養成分の変化

などの影響はないとされていますが

果たして本当に同じなのでしょうか

 

成分は無調整だとしても、市販品には

このように手が加えられています

 

絞ったばかりのものを飲んでいるのか

手が加えられたものを飲んでいるのか

便利になって遠く離れた地のものも

手軽に、安価に手に入る世の中ですが

それは本当に、同じものなのでしょうか

 

 

 

 

乳糖は牛乳だけでなく母乳にも含まれていて、

牛乳を元にして作られている食品の多くにも

含まれています

 

ということは、新生児にとっては

母乳(粉ミルク)が唯一の栄養源なので

生まれつき乳糖不耐症である場合は

乳児の成長に大きな影響を与えてしまいます

その場合には、先天性の疾患の一つとして

捉えてもよさそうですが

成人の乳糖不耐症は病気ではありません

それに、その症状の有無は身体の構造の問題

だけでなく、牛乳そのものの影響もありそうです

 

同じ種でも、分化が進んでいない、

未成熟の個体の細胞のほうが

環境の影響を受けやすくできています

つまり、成年と未成年では同じものを食べても

その影響は未成年の方が受けやすいということです

 

子どもの健康は、親の影響・責任によるものが

どうしても多くなってしまいます

子どもの健康教育のためには、私たち親が

しっかりと学ぶ必要があります

 

健康というと、その分野は広く終わりがない

ものですが、大切な人のためにもまずは

身近なところから始めてみてはいかがでしょうか

 

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牛乳を飲むことが健康に悪影響である理由

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こんにちは!


渡嘉敷大雅です

 

 

 

日本では、学校給食がある9年間

ほぼ全員の生徒が牛乳を飲みます。

保育園や幼稚園の給食やおやつでも

牛乳がよく出ますし、家庭でも健康のために

牛乳を飲むという方は多いのではないでしょうか。

 

カルシウムの摂取やタンパク源として

健康のために飲むべき!

というイメージがある牛乳ですが

実は、栄養素や流通の過程を考えると

飲まないほうがいいという意見が

強くなってきているということはご存知でしょうか?

 

かく言う私も、乳製品は嗜好品だと捉えて

牛乳を飲むということはほとんどなくなりました。

 

その理由を解説していきます。

 

 

5大栄養素でみる牛乳

栄養学の観点では、食品の栄養素の評価に

5大栄養素という概念を用います。

糖質(炭水化物)、脂質、タンパク質、

ビタミン、ミネラルの5つです。

 

まずは、この5大栄養素に則って

牛乳を分析していきます。

 

糖質

牛乳に含まれる糖質は乳糖が主成分です。

乳糖不耐症という言葉を連想しましたか?

消化不良に繋がり、他の人種に比べて

特に日本人に多いと言われている

乳糖不耐症ですが、実は、健康への悪影響は

ほとんど関係ありません。

この話題も、深掘りするとけっこうな

ボリュームになるので、別記事にてまとめます。

 

 

脂質

牛乳に含まれる脂質は、飽和脂肪酸が主です。

飽和脂肪酸は、多量に摂取すると心血管疾患の

リスクが高まるとされています。

そんな飽和脂肪酸と言えど、排除すべきもの

ではありませんが、一般的な食生活で

不足することはほぼないため、わざわざ

牛乳を飲む理由にはならないでしょう。

 

 

タンパク質

「乳製品といえばホエイ」というイメージが

ある方も多いかと思いますが、牛乳に含まれる

タンパク質の実に8割がカゼインです。

カゼインはアレルギーとの繋がりが強調される

タンパク質ですが、カゼインそのものが

絶対的に悪いわけではありません。

 

ホエイはチーズを作る過程で分離する成分で、

ヨーグルトの上澄みの液体もホエイです。

かつては、チーズを作る過程で大量に破棄

されていましたが、その高い栄養価が注目され

今ではさまざまな加工食品やサプリメント

などに使用されています。

 

 

ビタミン

牛乳にも、ビタミンB群を中心に様々な

ビタミンが含まれます。しかし、店頭に並ぶ

市販の牛乳ではそのほとんどのビタミンは

破壊されてしまっていると考えられます。

 

市販に出回っている牛乳の殺菌処理の際に

高温での加熱殺菌をしていることが多く、

(おそらく時短のために)そうなると

ビタミン類は熱に弱いために壊されてしまいます。

 

タンパク質も、この高温の加熱処理によって

糖化という変性を起こし、搾りたての状態とは

変わってしまっていることが想像できます。

それによって、アレルギーを引き起こしたり

「リーキーガット」という、腸の炎症反応の

引き金になるのではないかと考えられています。

 

高温加熱殺菌によって栄養素の破壊・変性が

起こることは、乳製品だけでなく

野菜ジュース・フルーツジュースや

ファスティングのお供になる、いわゆる

酵素ドリンクなどにも当てはまるものです。

 

 

ミネラル

牛乳に含まれる栄養素で、特筆すべきなのが

カルシウムです。牛乳はカルシウムを

最も効率的に摂取できる食品と言っても

過言ではありません。

 

しかし、それがデメリットになっている

という主張もあるのです。

人間には体内の環境を一定に保とうとする、

恒常性という性質があります。

大きな変化が短い時間で起こると、その分

戻そうとする力も短時間で急激に働きます。

とくに、ミネラルは神経伝達や水分量の調節に

深く関わるので、最適環境が守られていなければなりません。

 

牛乳を飲むことで多量のカルシウムが体内に

入ると、体はカルシウムを排出するシステムを

活発にします。そしてそれは、

他のミネラルの量や濃度にも影響を及ぼし

骨密度の低下や他のミネラル不足に陥る

可能性があるということなのです。

 

もちろん、カルシウムは体に必要不可欠な

栄養素ですが、摂りすぎも私たちの体には

悪影響なのです。

 

骨の成長にはタンパク質

骨の成長にカルシウムが必要!

というイメージをお持ちではないでしょうか?

子どもの成長にも、高齢者の健康増進にも

牛乳を飲みましょうと言われていたのは、

もう一昔前の話です。

 

たしかに、カルシウムは骨を構成する栄養素の

一つですが、骨の成長や強度を保つのには

タンパク質とビタミンCもかかせません。

カルシウムよりも、タンパク質と

ビタミンCが不足している方が多いこと、

牛乳を飲むと、急激にカルシウムを

摂取してしまうこと

牛乳の栄養素は変性している可能性が高い

ということを考えると、骨ごと食べられる

小魚や魚の缶詰めのほうが、カルシウムと

タンパク質の補給には最適だと言えます。

 

また、カルシウム不足だとイライラしやすい

という話もきいたことはありませんか?

たしかに、カルシウムもそうなのですが

不足すると感情にも影響が出るのは

ビタミンやミネラル全般に言えることですし、

栄養状態だけでなく睡眠や腸内環境など

その原因は多岐に渡ります。

 

ですので、カルシウムは特別な栄養素ではなく

体に必要な様々な栄養素のうちの一つでしか

ありません。

 

 

 

 

こんな人は乳製品を絶ってみよう

 

このように、牛乳(乳製品)は様々な理由から

健康のために積極的に摂るものではない

というのが私の結論です。つまり、嗜好品ですね。

 

嗜好品なので、飲むな!というものではなく、

好きで好きで毎日飲みたくてたまらない

という方は飲んだらいいと思いますが

摂るにしても、できるだけ少ない方が良い

ということはお伝えしておきます。

 

ほぼ毎日牛乳を飲んでいる、

ヨーグルトを食べているという方で

 

  • お腹を下しやすい
  • ニキビや発疹など肌トラブルがある
  • 寝ても疲れが取れない
  • 朝が弱く、日中も眠気やダルさが残る
  • 減量、増量などボディメイク中である

 

などに当てはまるのであれば、

試しに、1〜2ヶ月乳製品を完全に絶ってみると

改善が見られたり、お悩みが解決するかもしれません。

 

もちろん、体の症状というのは

様々要因が複雑に絡み合っていますので

乳製品を絶って改善したからといって

乳製品があなたにとって、完全に悪である

ということにはなりません。

 

しかし、自分の体の健康を見つめ直す

きっかけにはなると思います。

 

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途中から治療を受けに来れなくなっても五十肩が改善した話

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こんにちは!


渡嘉敷大雅です

 

 

 

私は今、白金台での治療院の開業に向けて

少しずつ準備をしているのですが、

開業が決まった旨を報告しようと

ある方に数ヶ月ぶりに連絡しました。

 

その方は、昨年末からご紹介をきっかけに

いわゆる五十肩の治療をしていました。

 

お忙しくされているようで、

なかなかスケジュールを合わせられず

数ヶ月に1度施術をする

というような状況でしたが、

コロナの影響もあり5ヶ月ほど

お会いしていなかったんです。

(そんなに空いていたなんて、書いていて驚きました)

 

その方との治療ややりとりのことを

記事にしてみました。

自分の腕に自信がない同業者の方なら、

気づきを得ることができる内容になると思います。

 

 

 

施術1回目

 

初めてお会いしたときは

 

半年ほど前から出始め症状がピークを迎えて

少し落ち着き、良くも悪くも変化しなくなった

 

という状況での1回目の施術。

と言っても、この日は状態の確認と

症状や痛みに対しての正しい捉え方を

説明させていただく程度で60分ぐらいでした。

 

痛いのに無理に動かしたり施術しても

逆効果なケースもありますからね。

レーニングで追い込みたいわけじゃないので

できるだけ苦痛を感じない方法を選びます。

 

可動域や疼痛レベルの変化は

そこまでありませんでしたが、患者さんの

表情が大きく変わったように見えました。

 

来た時は、緊張や不安もあってか

強張った表情でしたが、帰るときには

スッキリしたような表情でした。

施術はトータルで5分ぐらいでしたが

それでもスッキリした表情って出るんです。

 

もちろん、施術を受けたい人には

施術をしますし、話したい人には話します。

相手が求めていることを提供するのは

簡単ですが、その中でもこちらの権威性を示し

必要だと思うものもきちんと伝える。

これはトーク力がないとできません。

コミュニケーションと説明ができるトーク力は

必須のスキルです。

 

そんなこんなで、警戒心と不安を除くという

1回目のステップは達成しました。

 

今回はご紹介で、2人でいらしていたので

ご紹介者様も同席してもらいました。

初めて会う男性に体を触られるわけですから、

警戒心を取り除くためなら同席してもらうのは

とてもいい手段だと思います。

女性の方ならなおさらです。

 

同じ五十肩で悩んでいた方の、

劇的な改善を見せた臨床動画を

最初に見てもらいました。

 

他の同業者の方の動画をお借りしたのですが

これも、不安を除くための1つのアプローチです。

 

半年以上悩まされていたケースで、

自分の体に対してマイナスなイメージが

こびりついていそうだったので、

「あくまでも一例ですが、こんなにすぐに

 変化が出るケースもありますよ」

という例を見せることで、

少しの希望を持たせるというのも

とても有効な手段だと思います。

 

 

 

 

施術2回目

 

2回目は、前回から3〜4ヶ月ほど空きまして

お越しいただきました。

当然ですが、初回とは違って

最初から表情も柔らかく和やかな雰囲気で

始められました。

 

本当に、雰囲気づくりって大事です。

必ずしも毎回笑いを取る必要はないですが、

お笑いライブやバラエティの収録でも

前座で場を温める芸人さんがいるように、

気の利いたトークで始まるっていうのは

治療でもトレーニングでも必須なんじゃないか

と思っています。

 

2回目は、いろいろ準備していました。

手技もテーピングも、エクササイズも

一通りしたというかんじです。

 

こうなってくると、どれが効果があったのか

検証することはできないので

データ集めにはなりませんが、強いて言うなら

自動運動と他動運動で動きや痛がり方に

違いがあったので、そこを切り口に

アプローチを進めていくと

かなり変化が出た印象です。

 

興味があれば、ビフォーアフター動画は

こちらからどうぞ↓

https://youtu.be/GAwcWw1-scE

 

「動かすと痛いからあまり動かさないように」

というかんじになっていたであろう

患者さんの思考を、「動かしても大丈夫」

という風に変えてあげることができれば

それは立派な治療です。

 

症状が全くなくなったわけではなく

痛みはあるけど動かせるというレベルで

セルフケアのためのエクササイズを

ひとつお伝えして、この日は終わりました。

 

その後も連絡を取り、

エクササイズをするように意識づけたり

様子を伺ったりしていましたが、

コロナの報道が加熱してきて

対面での施術は暫く見送ろうということになり

気づいたら5ヶ月ほど経っていました。

 

特に連絡もなかったので、悪化することは

ないだろうとは思っていたのですが

今月に入って連絡してみたところ、

ほぼ気にならない程度に回復していたようで

ここまで来たら、とりあえず僕の役割は

終わりです。

 

めでたし、めでたし、ということでした。

 

 

 

 

 

さて、ここで私も含む同業者が陥りやすいのが

「自分の介入によって改善した」という思考です。

 

もちろん、患者さんからしたらそういう

認識になるでしょうしビジネス的にも

そういう認識の方がありがたいのですが、

プロとして本質を追い求めるとなると

それではいけません。

 

 

 

この患者さんは整形外科での治療も

過去に受けていて、これまでの他者による

施術や物療の刺激が蓄積されていだおかげで

私の施術によって変化したのかもしれません。

 

また、例えば3種類のアプローチを試し

それぞれを刺激A、B、Cだとします。

Cを施したタイミング変化が出ると、

Cの方法が効果があったと認識する人が

大半だと思いますが、

 

A→B→Cの順番だから変化が出たのかも

しれないですし、BのあとにAでもCでも

何をやっても変化したのかもしれません。

また、Aの刺激による変化が

時間が経って出たのかもしれません。

 

 

また、今回は五十肩の治療でしたが

確認していないだけで、他の部位にも

何か影響があったのかもしれませんし、

他の方の全く別の症状にも

変化が出せるのかもしれません。

 

考えれば考えるほどキリがありませんし、

患者さんは確実にそこまで求めていないし、

良くなれば何でもいいって言うかもしれません。

 

しかし、同業者がこういう考察をせずに

変化が出れば何でもOKという思考だからこそ

治療やリピートで悩む方が出てくるのでは

ないでしょうか。

 

 

 

この記事の内容が、私と同じプロ意識のある

同業者の方にとって、何かヒントを掴む

きっかけになってくれれば幸いです。

 

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【やらない方が損!?】減量に取り組む前にオススメな健康法

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こんにちは!


渡嘉敷大雅です

 

 

 

痩せるためには、痩せるための食事や

痩せるための運動よりも先に

すべきことがあります。

 

体を今よりも痩せやすい状態にすることです。

 

 

そこでオススメなのが、現在注目を浴びている

ファスティング

です。

 

概要はググれば出てくるので割愛しますが、

簡潔にまとめると

一時的に食事量を極端に制限することで

胃や腸を休ませ、デトックスを促し

体の機能をリセットさせようという健康法です。

 

ここで注目なのが、「減量法」ではなく

「健康法」だということです。

 

食事の量を減らすので、もちろん多少は

体重も落ち見た目も痩せますが

それを目的にしているのではなく、

あくまでも現代の生活で狂ってしまっていた

体のリズムや機能をリセットすることで

健康的な体を取り戻し、痩せやすい体を

作るというのが目的なのです。

 

 

狂った食事のリズム

本来、動物としての生活を考えると

お腹が空いてから食事のことを考えるはずです。

 

しかし、現代では空腹感の有無にかかわらず

「時間が来たから食べる」

という生活になっている方も多いようです。

体は基本的にはエネルギーを溜め込むように

できているので、太るのも当たり前。

あなたはどうですか??

 

糖質やアルコールは、依存性が高く

摂れば摂るほど体が欲するようになります。

本当に必要な量以上に食欲が増し

胃が大きくなっているのを

ダイエットに取り組む前にリセットしなければ

なかなかうまくいかないはずです。

 

 

また、動物性食品の脂や人工的に合成された

添加物や調味料などは、腸内環境を悪化させ

毒素を体内に蓄積させてしまう

とも言われています。

 

現代では、普通に生活していたら

体の機能はマイナスに傾く一方なので

何かしらの方法でのリセット、リカバリーは

誰にでも必要だというのが私の見解です。

 

 

 

ファスティングで得られる効果

ファスティングをすることによって得られる

効果をあげていきます。

 

 

  • 食欲が落ち着く
  • 目覚めが良くなる
  • 頭が冴え、仕事が捗る
  • 甘いもの、アルコール、タバコなどの嗜好品の量が自然に減る
  • 痩せやすくなる
  • 肌の調子が良くなる
  • 性欲が増す

 

 

これらの効果が現れるメカニズムについて

有力な説を一つ一つ順番に解説していきます。

 

 

 

ファスティングにも様々なプランがありますが

食べる量を一定期間減らすので

本番を3日間以上設けるプログラムでは

胃の容量が小さくなることが期待できます。

太ってしまう、なかなか痩せない理由の一つに

食欲が必要以上に沸いてしまうというものが

あります。当たり前なのですが

食欲を我慢できる人なら簡単に痩せられます。

それができない方には、半ば強引ですが

とても有効な手法になるでしょう。

 

 

食べる量が減ると、

胃腸の活動も少し抑えられます。

消化というのは、実はエネルギーを消費し

消化吸収が活発なまま寝てしまうと、

睡眠の質が落ちると言われているのです。

 

ですので、食欲をコントロールできるように

なることで、目覚めが良くなり、

頭の回転が速くなり、作業効率が上がった!

という体験談はとても多いです。

 

ファスティング中は当然、

砂糖を含む甘いもの、アルコール、タバコなど

嗜好品は原則禁止です。

 

これらを強制的に抑えられることは

ほとんどないと思うのですが、

これらを遠ざけると自然と欲しくなくなる、

量が減るという方も一定数いらっしゃいます。

 

ここまで来たら当然、痩せやすい体に

なっていることでしょう。

健康に良くないとは思いつつ

今まで我慢できずにいたものたちが

自然と欲しくなくなるのですから、

当然といえば当然です。

 

生理現象や欲求は、

理性で抑えられるものではないので

立ち向かわないのがベストです。

今まで返り討ちに遭ってきた方は

一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

ファスティングでは、発酵ドリンクを飲んだり

タンパク質が多い食品、動物性食品は

避けるようにされていることが多く

それによって腸内環境が改善するとされています。

 

その効果なのか、肌トラブルが改善したり、

生理痛がよくなったり、性欲が増したという

体験談も割と多く聞きます。

 

腸は多くの神経細胞が集まっている

とも言われますから、腸の働きが

スムーズになることは体全体の機能も

うまく回るようになるのかもしれません。

 

性欲に関しては、男性に多いのですが

勃起力が増すそうです。

ファスティングによって

摂取カロリーが極端に落ち、生命の危機を

感じとったことにより、死ぬ前にできるだけ

子孫を残そうというプログラムが働くから

とされています。

 

これらの効果から、ダイエット目的だけでなく

一つの健康法として、定期的に取り入れる

ビジネスパーソンも多く、経営者の間では

話題になることも多いのではないでしょうか。

 

ダイエット目的で始める方が多いのですが、

体重を減らすためにやるのではなく

減量に取り組む前の痩せやすい体づくり

であるということを忘れずに

取り組んでみてください。

 

 

 

 

終わりに

 

そんな魔法みたいな方法があるわけない

と思う方もいらっしゃることでしょう。

たしかに、この世には

誰でも結果を出せるテクニックや

メソッドはありません。

 

どの方法が優れているかではなく

あなたにとって何が合うのか

という視点を持つことが重要です。

 

例えば、友人が成功した方法を

あなたがやっても同じように結果が出るかは

分かりません。まさに博打です。

 

健康を害してしまう可能性もあるので

無闇に真似はしないほうがいいです。

 

しかし、いろんなことを試してみるのは

いいことだと思います。

結局、健康に関することって正解がないですし

歳を重ねるごとに体は変化していきますから、

ずっと一つの方法でベストではいられない

と思うのです。

 

 

私としては、トレーニング指導と

手技やテーピングなどを用いた施術を軸に

健康をサポートするというサービスを

提供しております。

 

しかし、体を見る上で「回復」にスポットを

当てると「栄養」と「睡眠」が深く関わります。

 

一つずつ専門性を高めていき、

キャリアを積むごとにトータルサポートが

できるようになっていくのが、私のこの職の

理想像です。

 

痛みや固さにフォーカスをあてても、

単に筋肉や骨格の問題だけではなく

ストレスや栄養、睡眠環境などなど

生活の全てにその要因は散りばめられています。

 

ですので、ぜひとも長期的なお付き合いを

していただかないと本当の意味での解決には

至らないのです。

 

 

 

運動は、健康のためには一生続けたほうが

いいものですし、食事も生きている限りは

一生続くものです。

 

ですので、運動指導も栄養指導も

本来は終わりがあるものではなく

一生続くものだと思っています。

 

表面的なやり方だけではなく、

お客様にも考え方を学んでもらいながら、

常に正しい知識と新しい刺激を与えられるよう

私も勉強し続けていきます。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最後まで読んでいただきありがとうございます^_^

 

ここまで読んでくださったあなたには

どうしても伝えたいことがあります。

もう少しだけ読んでいただけたら嬉しいです。

 

全国民に読んで欲しい

「トレーニングの必要性」について

書いた記事はこちら

 

私が1番トレーナーとして大事にしていることは

こちらの記事をご覧ください。

 

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サプリメントのメリット・デメリット、正しい使い方

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トレーナーでも、治療家でもない

「あなたの体の専門家」


渡嘉敷 大雅のブログ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


こんにちは!


渡嘉敷大雅です

 

 

 

医療の発展とともに、平均寿命ではなく

健康寿命が注目される時代になってきました。

そんな中、健康や美容の目的を謳った

サプリメントは様々な商品開発がされ

どこでも、安く手に入るようになっています。

 

私と同世代の20歳前後の学生や社会人にも

ビタミンやミネラル、タンパク質やアミノ酸

サプリメントで摂るという概念があることは

一昔前には無かった現象なのではないかと思います。

 

 

サプリメントを摂ることはメリットだけでなく

デメリットも当然存在します。

 

しかしながら、それをしっかりと認識した上で

使っている人は、果たしてどれほどいるのでしょうか。

 

私の元にも、お客様や知人から

サプリメントや栄養に関する質問が届きます。

しかし、自分にはどのサプリメントがいいか

というその理由まで訊こうとする人は

実はあまりいません。

また、最低限必要な知識がないと

効果が出なかったり、健康を害することに繋がります。

 

健康の為に飲んでいるサプリメントによって

健康を害していては本末転倒です。

 

何事にもメリットとデメリットの

両方が存在します。

この記事を読むことによって

サプリメントの適切な使い方について

正しい知識を持っていただければと思います。

 

 

 

 

サプリメントを利用するメリット

  1. 特定の栄養素だけを補える
  2. 摂取カロリーを抑えられる
  3. 栄養素の摂取効率が高まる
  4. 場所を選ばず、手軽に栄養補給できる

 

1・2】特定の栄養素を補い、カロリーを抑えられる

これについては、プロテイン

例としてわかりやすいです。

プロテインは、タンパク質の補給を目的とした

サプリメントです。

(実は最近、プロテインはもはや

サプリメントではなく通常の食品と捉えても

いいのではないかとも考えているのですが、

それはまた別の機会にお伝えします)

通常の食材だと肉、魚、卵、豆類、乳製品

などが主なタンパク源となります。

これらの食材には、脂質や糖質も含まれており

タンパク質の必要量をクリアする為には

カロリー過多になってしまいがちです。

 

また、低カロリーで高タンパクな食材は

高価であったり、味や食感に難があったりと

誰でも手軽に食べられるかというと

決してそうではありません。

 

プロテインは、脂質をできるだけ排除し

タンパク質の含有率は平均して80%以上。

(肉や魚は通常20%程度)

水に溶かしてすぐ飲め、手間がかからない。

 

などなど、様々な不便を解決してくれます。

スポーツをやっている人や、

筋トレをしている人はもちろんのこと

ダイエットや減量中にも重宝されています。

 

最近では、特別な理由が無くても

健康のことを考えると全ての人に必要

なんてことも言われています。

 

 

3】栄養素の摂取効率が高まる

例えばビタミンCは、紫外線や

その他のストレス刺激から身を守ったり、

免疫の働きを高めるために必要だったり、

体の中で様々な働きに関わっていることが

最近の研究ではわかってきています。

 

喫煙や飲酒の習慣がある人などは

より多くのビタミンCを必要とするそうです。

 

しかし、ビタミンCは壊れやすいうえに

水溶性なので、野菜の調理過程では

そのほとんどが失われているともいわれます。

 

そこで、調理をしなくてもそのまま食べられる

果物を食べるのが良いとされていますが、

保存することでその含有量は減っていく一方だ

とも言われています。

とは言うものの、鮮度の良い果物を

毎日食べるという家庭は

そう多くはないはずですし

多量のビタミンCを摂るには果物だけで

お腹いっぱいになってしまいます。

 

アセロラローズヒップには大量の

ビタミンCが含まれていることがわかっており

天然のビタミンCを効率よく摂れると

注目されていますが、一般的な市場には

出回っていません。

 

これらのことから、ビタミンCは

サプリメントが最も効率の良い摂取方法だ

という意見もあります。

 

 

4】場所を選ばす、手軽に栄養を補給できる

 

普段、外食が多いという方には共感して

いただけるのではないかと思いますが、

外食のメニューではどうしても脂質や糖質が

多く、タンパク質が少ないメニューに

なりがちです。

そんな方は、食事に追加してプロテインを飲む

ということを実践されている方も

いらっしゃるかと思いますが

中には、食事をとる時間さえも節約したい

という声を聞くこともあります。

 

そういう方の要望を叶えたのが、完全栄養食

またはミールリプレイスメントというような、

パウダー状のサプリメント

水に溶かして飲むことで最低限必要な

栄養素を補給できるという

プロテインの延長にあるような商品もあります。

 

それは、タンパク質だけではなく

エネルギーとなる糖質や脂質、

体の機能を守るビタミンやミネラル

食物繊維なども含まれていますので

栄養素の面で言えば、通常の食事を再現した

とも言えるでしょう。

 

ゆっくり食事が取れる時間と場所がない

という方にはすごく便利なものだと思います。

 

 

以上のように、メリットだけを見ると

サプリメントを利用しない手はない!

となりますが、私が危険視しているのは

例えば専門家の指導によるものではない

自己流でのファスティングプログラムを

ダイエット目的で行おうとして

サプリメントのみの生活を一定期間

してしまうことや

サプリメントで補えるからと言って

砂糖や脂質が高いスイーツをメインにした

食生活を送るということをする人がいるからです。

今これを読んでいるあなたには

そんなこと考えられないかもしれませんが

実際にそういう方もいるのが事実です。

 

もし仮に、そのようなことをした場合

どのようなことが想定されるかを

サプリメントのデメリットとして

考えてみました。

 

 

 

サプリメントを利用して

極端な食生活をするデメリット

 

  1. 便秘がちになる
  2. 消化吸収能力が落ちる
  3. 冷えやすくなる
  4. 過剰摂取の危険性

 

(上記の1〜3は、減量のために食事の量を

極端に減らし、栄養素を補うために

サプリメントに依存した場合を

想定しています。)

 

 

1】便秘がちになる

食事の量を極端に減らした食事制限をすると

当然ですが、便の量も減ってしまいます。

便は、食べたものがそのまま定期的に

出るわけではなく、ある一定の量が

直腸に溜まるとそれが排便の回路を刺激し、

便意が起こるようになっています。

 

つまり、極端に食事量を減らすと

便の滞留時間が長くなってしまい、

腐敗が進むことになります。

 

消化した食べ物は、小腸でその栄養素の

大部分が吸収されます。

そして、できるだけ栄養素を無駄にしないよう

大腸でも、僅かではありますが吸収を行います。

 

便の中身は、栄養素が吸収された

いわゆる「食べかす」の他にも、

体内から排出すべき毒素も含まれています。

 

便の滞留時間が長くなると、

その毒素の一部も再吸収されてしまい

血液にのってまた全身を巡ることになります。

そのため、便秘というのは口臭やおなら

その他の諸々の不調に繋がります。

まさに、百害あって一利なしなのです。

 

そうならないためにも、減量の際は

極端に食べる量を減らさず

低カロリーの食材を選ぶことを心がける

ということがとても重要です。

 

 

2】消化吸収能力が落ちる

サプリメントは消化する過程が短縮でき

吸収効率も高いということは、

それが常態化すると消化し吸収しようとする

能力が落ちる可能性がでてきます。

 

運動量が少なければ体力も落ちますし

食事の量が減れば胃の容量も小さくなります。

 

過不足がないようにと多量の摂取を続けると、

過剰摂取にならないように

吸収効率を落とすようなシステムが働いても

なんら不思議ではありません。

 

栄養補給をサプリメントに頼った食生活が

当たり前になり、なんらかの理由で

その供給が断たれた時、その肉体を保つことは

できるのでしょうか。

 

 

3】冷えやすくなる

人が生命を維持するためには、体温を保つ

ということがとても重要になってきます。

体温の低下は、体内のほぼ全ての機能の

低下に繋がるため、冷えは万病の元

とも言われるのです。

運動の際に消費されたエネルギーは
実はそのほとんどが熱にかわります。
運動時だけでなく、食べたものを
消化吸収する際にも熱は発生します。

 

食事の量を極端に減らすと、

この消化による熱産生が減るため

冷えにつながります。

実際に、ファスティング中は

冷えやすいので入浴を勧められます。

 

 

4】過剰摂取の危険性

ビタミンCやビタミンB群は、

余剰分は吸収されずに排出されるため

過剰摂取による健康被害はない

とされていますが

鉄や亜鉛などのミネラル類は

過剰摂取の注意喚起がなされています。

水や糖も、体にとって必要な物質ですが

摂り過ぎると毒になるように、

吸収効率が高まるサプリメント

さらに注意が必要です。

 

 

 

 

サプリメントの正しい使い方

 

ここまでお伝えしたように、

サプリメントはとても便利な食品ですが

あくまでも、栄養補助食品です。

 

様々な食材から栄養をとることは

心と体の満足につながります。

食への価値観は人それぞれですが、

サプリメントに頼りすぎることは

メリットばかりではないと私は考えます。

 

また、この世には

絶対的に体に良い(悪い)食材なんてものは

存在しません。

なんでも摂りすぎは毒ですし、

必要な物を断とうとするのは

ある側面から見ればメリットでも

一方から見ればデメリットとなります。

 

これを飲むだけで!とか

〇〇の何倍の効果!なんてものは

全て嘘だとはっきり言えます。

 

皆さんが、間違った情報に

惑わされないようにするためには

正しい知識と考え方を身につけるのが最適です。

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます^_^

 

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トレーナーとしての心得

体のことならとりあえずあいつに聞いておけ

「あなたの専属トレーナー」


渡嘉敷 大雅のブログ

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こんにちは!


渡嘉敷大雅です

 

 

私があなたに対してトレーニング指導をする時、

何かしらの施術をする時、

栄養に関するアドバイスをする時、

それらに関する質問に答える時、

心がけていることで1番大事にしていることは


「嘘をつかない」


ということです。

 

 

なぜこれが1番なのか。


なぜなら、私が嘘をつくと

「あなたにとって利益にならないから」

です。

 

 


今は物や情報はいくらでも手に入る時代ですが、

情報の信憑性を考えなければいけない時代でもあります。


医学や健康の分野は解明されていないことも多く

不確定要素だらけです。

倫理的に、確定的なデータを得られないという

背景もあります。


 ※例えば、マウスやその他の動物で

  実験できたとしても、

  人に対して試せないものは多いです。

  そもそも、動物に試すことに関しても

  賛否が分かれるような時代です。

 

 

それなのに、実際には断言できないことに対して

売り上げのために良い悪いを断言してしまうことは、

この業界の悪いところだと思います。

 

 

ではなぜ、そんなことが起きているのか?


実は、情報発信やプレゼン、営業をする際の

相手の心に働きかける伝え方のノウハウとして


「言い切る」 「断言する」


というのはよく使われる手法です。

 

 

 

これが例えば

映画やドラマなどの批評、食べ物や人の好き嫌い、

ファッションコーディネートの相談をされた答えなど

答えが出せるもの、個人的な好みの話

であれば問題はないと思います。

 

 

しかし、健康に関することなどは

個人的な好き嫌いではなく正しさが重要です。

 


また、例えば計算問題のように

100人に聞いたら100人が同じ答えを出すような世界ではなく、

誰に聞くかによって意見が分かれる内容もあるので

 


「このような情報を踏まえた上で

 私はこう思います。」

 


というのがあるべき姿であるはず。

 

 

それなのに、答えがないものに対して

「これが答えです!」って断言してしまうのは

単なる嘘つきですよね。

 

 

そんなことをしても

あなたの利益にはなりませんし。

ですから私は、分からないことはハッキリ

「分からない」と言います。

 

 


また、サプリメントなどを紹介する時は

自分が使っている(使ったことがある)

ものを紹介するようにしています。

 


使ったことがないものは

その事実をきちんと伝えます。

 

 

自分が使っていなければ

メリットもデメリットも理解することはできませんし、

何より、説得力がありません。

 


この仕事は特に、

信頼で成り立つ仕事です。

トレーナーとしても、人としても

その信頼を逆手に取るようなことはしないように

これからも心がけていきます。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます^_^

 

ここまで読んでくださったあなたには

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もう少しだけ読んでいただけたら嬉しいです。

 

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